Ruby on Railsの読み方は? - 名前の由来【初心者にもわかりやすく解説】

2018年12月28日金曜日

Web技術

Ruby on Railsの名前の由来と読み方

こんにちは、財前航介です。

Ruby on Railsといえば、「高速でWebアプリケーションを開発することができる方法」と聞くことがありますが、いったい何と読むのでしょうか?

そもそもRuby on Railsとは、どういったものなのでしょうか?

Ruby on Railsの読み方は?

Ruby on Railsの読み方

Ruby on Railsの読み方はズバリ、

ルビー オン レイルズ

です。


直訳すると、「レールに乗ったルビー」ですね。

なぜこのような名前になったのでしょうか。


Ruby on Railsという名前の由来

Ruby on Railsの名前の由来

Ruby on Railsは、
Railsというフレームワーク上でRubyというプログラミング言語を使って開発をする
という、Webアプリケーションを開発する上での方法を表した言葉です。

Rubyというプログラミング言語と、Railsというフレームワークには、それぞれに名前の由来があります。


Rubyという名前の由来


Rubyというプログラミング言語は、日本人であるまつもと ゆきひろ氏によって開発されたプログラミング言語です。

そのまつもと氏の同僚が7月生まれで、誕生石がルビーだったので、それが由来となってRubyという名前が、このプログラミング言語に付けられました。

そもそもなぜ石の名前をプログラミング言語の名前にしようとしたのかと言うと、そこには別のプログラミング言語が関係しています。


皆さんはPerlというプログラミング言語をご存知でしょうか。

Ruby誕生以前に流行っていたプログラミング言語で、Rubyが開発された背景には、Perlの代替となるようなプログラミング言語を作りたいという思いがありました。

Perlと言えば、真珠を意味するパールと同じ発音ですね。

そこにちなんで、ルビーという石の名前を、新たに開発したプログラミング言語に名付けたのです。


Railsという名前の由来


Railsの名前の由来は、ズバリ、線路という意味の「レール」です。


Railsとは、Rubyを用いたWeb開発を簡単にするための、便利なソフトウェアです。
フレームワークなどと呼ばれますね。

Railsの非常に重要な基本理念の一つに、
「設定より規約」
という考え方があります。

これは、Web開発に当たってあちこち設定しなければいけない箇所があるよりも、フレームワーク側であらかじめ設定を行ってしまって、そこはもうお決まりの「規約」としてしまっておいた方が、開発者の負担が減って楽である、
という思想です。

それは本当にそうで、そこがRuby on RailsでWeb開発を行うことによって開発効率が格段に上がる一つの理由になっています。


つまり、規約を設けることによって、開発者に対して、Webアプリケーションを作るための「レール」を敷いてあげているのです。

Railsという呼び名は、そういった設計思想を大きく反映したものと言えるでしょう。


まとめ:
Ruby on Railsの読み方や由来から、特徴を感じ取ろう!

Ruby on Railsの読み方から特徴を感じ取ろう

如何でしたでしょうか?
Ruby on Rails(ルビー オン レイルズ)の読み方と、その名前の由来、覚えて頂けたでしょうか。

その名前が、開発方法の特徴を表していて、面白いですね。

もっと具体的なRuby on Railsの特徴や、
Web開発においてRuby on Railsを導入することのメリット・デメリットに関しては、以下の記事にまとめているので、Ruby on Railsに興味が湧いた方は、是非そちらもご参照ください。

Ruby on Railsのメリット・デメリット >>


この記事が少しでも、皆様の学習の助けになれば幸いです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。